本日も内見に行きました。
不動産取引になると税金関連の話も付きまとうようで、今日も少し受験生時代が懐かしく思う出来事がありました。
今日の物件の価格が先週に比べ少しお安く感じるというか、条件面はよくなったはずなのにあまり価格差が無くてなぜかなあと思っていたのですが、聞いてみると先週の物件は不動産業者が売り主な一方、本日の物件は売主が個人とのこと。居住用の建物売却ということで、消費税が課されていないという話でした。不動産取引のように金額が大きいと、消費税だけでも1,000万円前後という話になるので、とても大きな影響です。熱心に調べている人ならまだしも、なかなかここまで把握している人もいないのかなあと思いましたね。
あとは中古物件(マンション)の場合は譲渡対価が土地建物に分かれず、すべて建物に対する対価となるのが一般的です。(というかすべての取引はそうかも?)
これは実務上の理由のようで、マンションの共有部分である敷地(土地)を単独で売買することができないからとのこと。ほかにも理由はあるようですが、基本的にすべて建物となります。
じゃあすべて減価償却の対象になるかというとそういうわけにはいかず、合理的に土地部分と按分は必要になるでしょう。給与所得者の身分ならまったく気にしなかったと思いますが、独立して別のアンテナがたったなと思う一日でした。
【一日一新】
Moncher