基本を大切に
最近税務DDに関与しています。前職でも何度か経験はありますが、今関与しているのは当時と比較して規模も小さな案件。
そのような案件に携わると、大規模案件では切り捨てられかねない基礎論点もトピックになりうるため、基礎の大切さを思い知らされます。
同業同士であればなんとなくで税務論点について成り立つ会話も、税務に詳しくない方に対してはこちらもきっちり理解したうえで話をしないとうまく伝わらないし、世の中のお客様もそういった方がほとんどだと思います。わかりやすく簡潔に伝えるために、こちらは深く理解しておく必要があります。
私の場合は税務業務がほとんど未経験の状態でBig4に入社して、国際税務等の、高度といわれる税務論点に触れることが多かったため、けっこう基礎固めが疎かになっているなと反省しました…
もちろん、法人税法については一通り勉強してはいるものの、それも数年前の話で、実務であまり触れないからと忘れてしまっている論点も一定数あります。
その意味で、開業間もないこの時期に、税務論点にたくさん触れられる業務に関与できているのはとてもいい鍛錬になっています。
私の性格上、人と話すことも好きですし、ともすれば営業活動に比重を置きすぎてしまいかねないタイプのため、本業の鍛錬、研鑽のための時間を作ることはとても重要だと思います。
ひとりで働くうえで、強みを持つことはもちろん重要な一方、ある程度の総合力も必要だろうなと。自分の能力値は、ある程度俯瞰で把握しておくべきでしょうか。
ここ数日の業務を通じて、そんなことを考えました。
【一日一新】
タリーズコーヒー 虎ノ門桜田通り店