税理士になってから

税理士になってから

私は2022年の税理士試験(第72回)にて合格し、翌年税理士登録をすることになるわけですが、その前後についても触れてたいと思います。

税理士試験勉強を本格的に始めたのは、おそらく2016年ごろかと思います。当時簿記すらも初学の状態で簿記論の勉強を開始したため、予備校(TAC)の講義についていくのにかなり苦労しました笑

結果、当初5年で合格する想定だったものの、簿記論、財務諸表論の会計科目合格には3年を要することとなり、ここで当初計画が1年遅れることとなってしまいます…

その後法人、消費、事業と税法科目を取得しますが、これらは実務で触れている、もしくは触れることになるであろう科目として選択したため、効率的に勉強を進められました。

税理士登録時には、現職の税理士法人に在籍しておりましたが、登録前後で特に業務内容が変わることなく、現職では主に外資系金融機関向けの税務申告、税務相談業務や、プライベートエクイティファンド向けの税務デューデリジェンス業務、コンサルティング業務を中心に関与してきました。

開業のきっかけ

現職では、上記の通り、名前を聞けば多くの人が耳にしたことがあるであろう大企業向けの業務に従事する機会が多く、所得・税額のとても大きなクライアントの税務申告等に関与することは緊張感とともにやりがいを感じられるものでした。一方、ふと税理士を志した当時を振り返ってみると、いわゆる中小企業の社長様のお役に立ちたい、経営者の方と密な関係を築ける仕事がしたいという思いがわき上がり、(大規模な税理士法人に勤める人間あるあるかもしれませんが)そこにギャップをずっと感じておりました。

その間、子どもが二人生まれるなど、様々なライフイベントも経験しましたが、やはり当時の思いを実現させたく、独立開業の道を選択しました。業界では、一度中小規模の事務所に移籍して実務経験を積んでから独立、というパターンがセオリーのように感じており、それもありなのかなと思います。(私の選択肢にはありませんでした)

自分の選択した道を信じて、今後も邁進してまいりたいと思います。

未分類

Posted by higuchi