受けない業務の見極め

開業してから、違和感を覚える仕事の依頼はあまりないのですが、それでもたまに出会います。
例えば経理担当者に経理関係はお任せしていて全く見ていなかったところ、その担当者にお金を使い込まれてしまった話とか。さらにその担当者は経理処理すらもやっておらず、当然に税務申告対応も一切やっていなかったとか…
社長様がその事態を把握したころには過去の取引を追い切れるような状況ではなく、不明なお金の流れがいくつもあるとのこと。ここまで聞いてさすがにややこしいなと思いました。

税務申告に至るまでの作業が相当難航しそうなので、こちらでは受けられない案件かなと思いましたが、ただ整理さえできればあとは楽になるとも考えられます。また相談者の方も話しやすくていい方で、関係を続けられそうな印象もありました。

その時に思ったのは、仕事を受ける受けないの判断は業務内容より人を基準にした方がいいのかなということ。業務内容はこちらの努力次第で変える(楽にする)余地はあると思いますが、人を変えるのはそう簡単じゃないですし、普段接せず、年に数回面談する程度の間柄ならなおさらです。

多少面倒そうな仕事でも、相性のいい方となら引き受けるし、逆に簡単そうに見えても相性悪そうな方との仕事はなるべく避ける、こんなスタンスもありだなと思いました。

【一日一新】
Olive

未分類

Posted by higuchi