教育資金を用意する

本日からはこれまでと打って変わって金融関連のトピックを。
金融と一口に言っても分野は様々あります。不動産、保険、株や債券等の金融商品などなど。
あらゆる分野についてこのブログでは触れていきたいと考えていますが、まずは家計全般にかかわる話から。自身も家族がいる立場でもあり、関心の強い分野でもあるため、この領域について書いていきたいと思います。

本日は教育資金について。近年は受験競争も激化しているとニュース等で耳にしますが、子どもたちへの負荷はもちろん、家計への負担もそれに伴って大きくなることが想定されます。
そんな教育資金について、親が働いて貯めるが基本ではありますが、借り入れを活用することもできます。代表的なものを二つご紹介させていただきます。

まず一つ目が、「国の教育ローン」。こちらは日本政策金融公庫を通じて申し込むことができるもので、上限は原則350万円、固定金利で最長18年の期間にわたり借り入れが可能です。
対象は国内外の高校、大学、専門学校等、幅広く設定されています。(つまり、海外留学にも適用可能)子どもの数に応じ設定されている世帯年収の範囲内に収まる家庭であれば、申し込みが可能です。
また、返済方法についても、一定期間を利息相当額の支払いのみに充てるなど、柔軟に設計ができます。

二つ目は日本学生支援機構による「奨学金」。無利息で借りることができる、第一種奨学金というものもありますが、要件が厳しいため一般的な有利子の第二種奨学金について記載します。
こちらは2万円~12万円の中から希望金額を毎月定額で受け取る方式となります。借り入れにあたっては、家計(年収)基準、学力基準が設けられており、要件を充足する学生は借り入れが採用される可能性があります。

両者の大きな違いとして、受け取り方式が挙げられます。国の教育ローンは1年分まとめて受け取る一方、奨学金は毎月受け取ることになります。また、全社は利用者が保護者であるのに対し、後者は学生本人が利用者となります。

本日は割愛しましたが、奨学金の中には返済不要な給付型も用意されているので、これらのオプションも考慮しながら学費について考えてみてはいかがでしょうか。

【一日一新】
ビスカス

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Posted by higuchi